薄切り牛肉を求めて

日曜日の今夜、夕食は牛丼にしようと調理中。

異国の地にいても、そこそこ食生活には満足しています。

 

でも最初は戸惑う事も多かったです。

特に豚肉や牛肉の薄切り肉がスーパーに売っていない。「炒め用」と書いてある細切りにされた牛肉を使ってみたけど、違う。近くの肉屋に行って「牛のお腹の部分を薄く切ったものがほしい」と身振りを交えて必死に訴えてみたけれど「何を調理したいんだい?」と相手にされなかった・・・

 

やっぱり無理なのかなあと思っていた矢先、韓国人のお友達の家で韓国料理をご馳走になったら、出されたプルコギがまさにこの肉!!!

「こ、これはどこで?!」と聞いたら韓国系の肉屋で買っているとのこと。調べたら我が家の近所!ラッキー。

早速そのお店へ行ってみると、そこにありました、牛の薄切り肉!以来、薄切り肉はそこで買っています。

 

そのお店にはWagyuという品種の薄切り肉も売っていて、1枚ずつ冷凍になって800グラム位ずつのパックで売っている。脂身ありとなしを選べるので、うちは両方買っておいて炒めものには脂身無し、牛丼にはあり、と使い分けています。それでも日本の牛肉よりはまだ赤身っぽいかな?

他にも豚バラの薄切りもあって、旦那は豚肉が好きじゃないので私専用に買っています。

 

アジア系食材屋は沢山あるし、チャイナタウンに行けば日本の調味料も売っています。

でも、普段行かないんですよね・・・。どうやら、その韓国系の肉屋も日本人コミュニティの中では知られているらしい。でも、つい最近まで「アデレードって日本人少ないなあ」と思うほど日本人の知り合いがいなかった私は蚊帳の外でした(笑)

 

さて、今夜のメニューは牛丼だったわけですが、旦那は私が作るまで食べたことがありませんでした。そういうものは沢山あって、でも大体気に入ってもらっています。多分。

旦那も私も食の好みは違うところもあるけれど、基本食べることが好きなのでそれぞれの食文化の違いを楽しんでいます。